キッカケッコ
酒器(土瓶風)市野勝磯
酒器(土瓶風)市野勝磯
受取状況を読み込めませんでした
今では珍しくなった「汽車茶瓶」を復刻。古き良きものをアレンジされた汽車茶瓶は、その時代を知らなくてもなぜか懐かしく、心惹かれます。
サイズ:
本体:約横9.5 cm(注ぎ口込11cm) 高さ11cm(蓋含む)/16cm(持ち手含む)
お猪口(蓋):約口径5.8cm 高さ2.5cm
手づくりのため、色味、サイズはひとつひとつ微妙に違います。ご理解のほど、宜しくお願いいたします。
電子レンジ・食洗機は使用可能。オーブンは使用不可。
作家について
市野勝磯(いちのかつき)
歴史ある丹波焼の窯元、陶勝窯の七代目。
伝統技法を受け継ぎつつ、丹波の素朴な土の表情はそのままに、炭化やブルー彩、琵琶の色味はモダンな印象を受ける器を作陶されています。
炭で燻しながら焼くことで、炭素が土肌に色をつける炭化焼成という技法を用いた、素朴で落ち着いた雰囲気の作品が多いのが特徴です。「器」だけで目立つのではなく、そこに何か料理などの盛り付けが加わって初めて完成するようにと意識されて制作された器たちは、盛り付けやすく、合わせやすく、器と料理が互いに引き立たせ合ってるかのように映ります。
それが料理店で取り扱われることが多い実績につながっているのかもしれません。
丹波焼:丹波焼は、瀬戸、常滑(とこなめ)、信楽(しがらき)、備前、越前とともに日本六古窯の一つに数えられ、その発祥は平安時代末期から鎌倉時代のはじめといわれています。
登り窯で焼成される焼締めは丹波焼の真骨頂で人工的な釉薬(ゆうやく)は使われていません。窯の中で長時間焼かれることにより、燃えた薪の灰が焼成中に器に降りかかって、原土の中に含まれた鉄分と融け合い、緑色や鳶(とび)色を自然発色。これが自然釉(ビードロ釉)といわれるもので、穴窯時代丹波焼の特徴となっています。





